船戸与一

やっぱりおもしろいです。相変わらず登場人物が片っ端から死んでいきます。プロテスタントイスラムの話なので他のアジア舞台の話より湿度は低いが、荒涼感は強い方の作品。ファウジがホテル・ムターラを攻めると言ったときはサラワティの命はないと思ったがそこだけはすくわれた。他の文庫化も期待。